私たちが日常生活の中で行う行動の多くは、意識しなくても自然に行っている「無意識の行動」です。この無意識的な行動が、生活をスムーズにし、エネルギーを効率的に使える重要な要素であることをご存知でしょうか?
特に「食べる」という行為には、無意識の動きが詰まっています。
この記事では、その無意識的な食事習慣がどれほど私たちの生活に重要かを深堀りし、現代社会における食事の重要性について考えより健康的な食習慣を作る方法をご紹介します。
「食べる」は複雑な動作の集合体
毎日、朝起きてから夜寝るまで、私たちは膨大な数の無意識的行動を行っていて、考えずに繰り返している動作が数多くあります。
例えば…目覚めてスマホを手に取る、布団をかける、コーヒーを淹れる、食材の袋を開けるなど
中でも「食べる」という行為は、無意識に行っている最も基本的な動作の一つです。
「食べる」は、単に口にものを運んで飲み込むという行為ではありません。食べ物を認識し、咀嚼し、嚥下する。これらの動作一つ一つを意識してみると、その複雑さに驚きます。その他にも、「食べるための準備」。それから、「どの方法を使って食べ物を口の中まで入れるのか」。
…そんなこと、いちいち考えて食べている人はいないと思います。笑
<「食べる」ための無意識的行動>
- 食べ物として認識する: 目で見て(視覚的に)食べ物を認識して口に運ぶ。
- 口腔内の動き: 舌、歯、アゴの精密な動きによって、食べ物は飲み込みやすい状態にまで細かく砕かれたり、まとまったりして最終的には飲み込まれます。
- 食事の準備: 食材の選択・調達、調理、盛り付けなどの食事の準備過程、も「食べる」という行為の一部です。
- 食具の使い方: 食べ物の種類、形態によって何を使って食べるか(箸、スプーン、フォーク、手など)。使い方も文化や習慣によって異なり、それぞれに特徴もあります。
これらの「食べる」ための一連の流れは、日々繰り返すことで無意識にできるようになります。
実は、食事におけるこれらの無意識の動きには、生活の質を高め、エネルギーを効率的に使うための大切な要素が詰まっています。
食習慣は一生の健康を左右する
小さい頃に身につける食習慣は、一生の健康に大きな影響を与えます。
「食べる」ことに関するそれぞれの動作は、小さい頃から繰り返し教えられ、繰り返し行われることによって、私たちの体に自然に定着していきます。正しい食習慣の定着は、正しい「食に関する知識」と「食を選択する力」を身に着ける上でも非常に重要です。
「食べる」ことに関する無意識的な行動ができて初めて、「食に関する知識」と「食を選択する力」が最大限に発揮できると思っています。
自然と日々の食習慣として「食べる」ための一連の流れが定着する
↓
無意識的な行動によって、食べる一連の流れ以外のことにエネルギーを使うことができる
「食に関する知識」と「食を選択する力」が最大限に発揮できる
では逆に、エネルギーを使わないと食べられない食事とは何でしょうか。
- 初めての(慣れていない)食べ物を食べるとき(海外旅行先での食事がイメージしやすいです)
- 初めての(または慣れていない)『場所』で食べるとき
- ストレスがかかった状態での食事
小さい頃から少しずつ、繰り返し、何年もかけて初めての食べ物、慣れていない食事を経験していくことで、「エネルギーを使わないと食べられない食事」の数は少なくなっていきます。
お子さんの様子や特性に合わせる場面ももちろんありますが、慣れている食べ物ばかりに偏ってしまうと、食の経験ができないので、大きくなっても「エネルギーを使わないと食べられない食事」の数が依然として多く、そうすると、たとえ知識があっても食べられない、体に良い食事を選択できない、ということになる可能性が非常に高くなります。
さらに大きくなればなるほど、社会的にもストレスを感じることが増えてきますので、体にとって良い食事を摂ることに意識が向かない、向いたとしても体が行動できないかもしれません。
現代社会における食事の問題点
食事を通して、私たちは必要な栄養素を摂取し、身体を成長させます。黄:主食(エネルギーのもとになる)、赤:主菜(血や肉になる)、緑:副菜(体を病気から守ってくれる)などと小学校低学年から食育を通して何かしら教わっていると思います。
しかし、何かしらで知識を教わってきていても!
現代社会では忙しさや便利な食品の増加により、食事の大切さが軽視されがちです。または、食事を意識していると思ってもバランスが取れていなかったり、実際には食べられていなかったり逆に食べ過ぎてしまったり。いろんなことがバランスが崩れてしまっているように感じています。
そして子どもたちが、小さい頃から少しずつ、繰り返し、何年もかけて初めての食べ物、慣れていない食事を経験していく機会が少なくなっていると感じています。
決して親が悪いというわけではなく、現代子育てをする親自身が繰り返し教わってこなかった、という人の割合が増えているように感じています。
<現代の食事の傾向>
- 食事の時間の短縮: 仕事や家事などで忙しく、食事の時間を十分に取れていない。
- 外食や加工食品の増加: 自宅で料理をする人が減り、外食や加工食品に頼る傾向。
- 食の偏り: 特定の食品ばかりを好んで食べたり、栄養バランスの偏った食事をしている人の増加。
食習慣を定着させる(無意識な行動にさせる)方法
無意識的な食習慣は、幼少期からの経験と学びを通じて形成されます。
子どもは、読み書きでも習い事でもいろいろなことを一から全てを学ばなければなりませんが、大人が繰り返し繰り返し教えることで、体に染み込み無意識に行動できるようになります。このプロセスは食事においても同様で、食べ方や食事に対する態度も、日々の繰り返しで無意識に学ばれていきます。
そのため、子どもだけでの食事(大人がいたとしても一緒には食べずに子どもだけが食べる)というのは、食習慣の定着が難しいので、やはり「大人と一緒に楽しく食べる」ということは大切にしたい習慣の1つです。
また、大人になってからも、無意識的な食習慣を身につけることは可能です!日々の食事をまずは意識すること、そのことが無意識に健康的な食事をするための第一歩となります。忙しい生活の中でも、食事を後回しにせず、きちんと栄養を補給することが重要です。
「食べる」ことを意識する
- 食事を楽しむ: 食事の時間を大切にし、ゆっくりと味わいながら食事をする。
- 1日3食の食事: 食べていない食事はありませんか。まずは欠かさず食べることも大事です。「菓子パンだけ、バナナだけ、サプリメントだけ。」というのは残念ながら食事とは言えません。
栄養補給のために無意識に食べる「ボーンブロススープ」
食べていない食事がある方、食欲があまりない方、というのは、食べること自体にエネルギーを使うことが難しい体になっているかもしれません。そうすると、なかなか食べることができず悪循環です。
そんな時に無意識に行える健康的な食事として、特におすすめしたいのがボーンブロススープです。
ボーンブロススープは、消化に優しく、スープを飲むだけなのでエネルギーをほとんど使わずに栄養補給ができる素晴らしい栄養スープです。風邪や疲れがたまっているときなど、消化に負担をかけたくないときにもぴったりで、体調を崩した時の強い味方です!
体に優しいスープで、子どもの離乳食の始めの段階からでも飲むことができます。
<栄養スープ(ボーンブロススープ)>
骨付き肉(魚)を長時間煮たスープのこと。アミノ酸やカルシウム・マグネシウムなどのミネラルがスープに溶け出ている。そのまま飲んむ、少量だけご飯を入れる、料理(煮物やカレー、炒め煮など)の出汁として使う、など使い方はさまざま。
骨付き肉は、手羽元・手羽中・手羽先が日常では使いやすい。


まとめ
無意識の行動が私たちの生活を支え、エネルギーを効率よく使う手助けをしています。特に「食べる」という行為においては、無意識的な動作が多く、その背後にある習慣が私たちの健康に大きな影響を与えています。
無意識に行える食習慣を身につけることは、健康的な生活を送るための鍵となります。
今日からでも、無意識にできる健康的な食習慣を意識的に取り入れて、より充実した毎日を手に入れましょう。


