はじめに🌼:家族が増えるって、うれしい。でもちょっとしんどい
子どもが生まれると、家の空気がふわっと変わります。新しい命に包まれて、幸せでいっぱい……のはず。
でも現実は、寝不足、家事の山、すれ違う夫婦、
そして頼れるようで気を遣う祖父母との距離感。
この小さな命を守るために、わたしたち大人は知らず知らずのうちに
「自分のこと」を後回しにしがちです。
でも、
**“自分が元気じゃないと、家族もうまく回らない”**んですよね。
今回は、
「子どもの誕生で家庭にどんな変化が起こるか」、
そしてその変化を**受け止めて乗り越えるために必要な“栄養の話”**をしていきたいと思います。
変化その1🧭:役割が増えて、体も心もクタクタ…
赤ちゃんが生まれたその瞬間から、夫婦関係は激変します。
・『親』という役割、責任
・昼夜問わず続く授乳や夜泣き
・いつもより多くなる洗濯と掃除
・買い物やごはん作りも時間との戦い
本当に、想像以上にエネルギーを消費しています。
そして、その中で多くのママ・パパが「自分のごはんは適当」で済ませてしまっています。
気づけば栄養不足…それが疲れやすさの原因かも?🥱
・朝はコーヒーなどの飲み物だけ
・昼はパンを片手に赤ちゃんを抱っこしながら
・手軽に食べられるお菓子が食事替わり
・夜は子どもを寝かせた後でやっと食事を食べられる
これ、よくある風景ですよね。
でも、この状態が続くと、体力が落ちる・疲れが取れない・情緒が不安定になる(イライラが止まらない!)
という悪循環に陥ってしまいます。
だからこそ、まずは「体に必要な栄養素」を補給!🥬
≪育児中の体を支える3大栄養素≫
- 鉄分:出産後に不足しやすい。疲労感・立ちくらみ・イライラの原因に。
- たんぱく質:体力回復とホルモンバランスの安定に必須。
- ビタミンB群:エネルギー代謝を助け、疲れにくい体づくりをサポート。
必須!!手軽に食べられる『補食』を常備🍙
常備するものを、お菓子ではなく、栄養も摂れる食材を意識するのがポイントです。
冷凍できるものは冷凍して常備!
- おにぎり~かつお節、鮭、ツナマヨ
※おにぎりを手作りする際は、「もち麦」や「アマランサス」入りで更に栄養プラス
- レーズンパン、全粒粉パン
- インスタントスープ~ゼラチンやオートミールをプラス
ちょっと手軽に食べられるものがあると、お菓子に手が伸びる前に、栄養補給ができます♪
疲れ切った子育て…でなく、楽しく子育てできる体づくりの土台となります!
変化その2🤹:親であること、夫婦であることのバランスが揺れる
「子育てで精一杯になって、夫婦の会話が減った」
「気づけば“育児のチームメイト”で、恋人感ゼロ」
——そんな声をよく耳にします。
子どもが生まれると、親としての役割が前面に出てきます。もちろん大切なことですが、
夫婦であることを忘れてしまうと、気づかないうちにすれ違いが生まれてしまうのも事実。
そもそも、男女は”すれ違いやすい”もの
一般的に言われていることがあります。
| 女性 | 男性 |
| 言葉以外に込められた気持ちを察してほしいと期待しがちのため、すれ違いが起きやすい。 夫に対して話しても無駄だったという気持ちになることが多い。 | 論理的で、情報レベルのやりとりが多い。 言葉の背後にある思いを”何も言われずとも汲み取る”ことは難しい。 |
夫婦関係だけのときは、話し合いの場を設けて、
お互いの気持ちを語り合ったり、お互いを思いやることができたものです。
しかし、
『親という役割』が生じたことで、それどころではなくなってしまうのが現実。
そして、頭では分かっていても、冷静に対処できない理由があります。
- 子どもの命を守らねば!という使命感からくるストレス
- 睡眠不足
- そもそもの女性のカラダの特徴(出産・授乳による栄養不足)
女性だけでなく男性も、家庭外での大きなストレスや偏食などで栄養不足傾向にあります。
栄養不足はこころの面にも影響あり、冷静に対処できない=本能的な行動に繋がりやすい。
そうなると、本能的な行動のもとでは、
背景にある思いまでちゃんと相手に伝える、というのはなかなか難しいというのがあります。
“食べること”は、心の距離を近づける💡
”食べること”は、会話や安心感を取り戻すきっかけにもなります。
食べて、体と心に必要な栄養を補給することは、
イライラを抑える、冷静に考えられる
つまり”戦いモード”からの脱却につながります
とはいえ、育児中は子どもの命を守るために、誰もが戦いモードになってしまうので、
悩みすぎないで。
笑顔で楽しく過ごせる時間を少しでも増やすために、
”食べること”を意識して欲しいなと思っています。
▶育児に追われて、食べることを忘れてしまっていませんか?
▶お菓子だけで空腹を満たしていませんか?
毎日ちゃんと作って、片付けて…は負担が大きい。
だからこそおすすめなのが、「作らないけど、ちゃんと向き合える食卓」。
こんなアイデアはいかが?「夜カフェ風ワンプレート」🍽
≪夫婦の会話が戻る“作らない食卓”メニュー例≫
- 野菜スティック+味噌ディップ(味噌+ヨーグルト+ごま油で簡単)
- 市販のローストチキン or サバ缶
- ごはんはもち麦おにぎり or 雑穀入り
ポイントは、“がんばらずに並べるだけ”でいいこと。
そして、スマホを置いて、一緒に座ること。
「今日、大変だったね」
「明日ちょっとゆっくりできるかも」
そんなたわいのない会話が、夫婦関係を少しずつ取り戻してくれます。
変化その3👵:祖父母との距離感に悩んだときも、「食べる」は力になる
育児に口を出されるのはつらい。でも、手を貸してくれるのはありがたい。
祖父母との関係って、ありがたさとストレスが紙一重だったりしますよね。
大事なのは“頼る”と“関わってもらう”のバランス👂
「もうちょっとこうしたら?」
「昔は〇〇だったよ」
そんな言葉にモヤモヤする日もあるけど、祖父母も“家族の一員として何かしたい”と思っていることが多いんです。
だから、“食”をきっかけに関係を築くのがおすすめです。
みんなで食べられる「やさしい味」の提案🍲
ボーンブロススープで、赤ちゃんから大人まで家族みんなで栄養補給!
体に優しいスープで、子どもの離乳食の始めの段階からでも飲むことができます。
<ボーンブロススープ>
骨付き肉(魚)を長時間煮たスープのこと。アミノ酸やカルシウム・マグネシウムなどのミネラルがスープに溶け出ている。そのまま飲む、少量だけご飯を入れる、料理(煮物やカレー、炒め煮、汁物など)の出汁として使う、など使い方はさまざま。
骨付き肉は、手羽元・手羽中・手羽先が日常では使いやすい。


→ 赤ちゃんにはスープや柔らかい具だけ取り分けて、大人は好きなように味付けして美味しい&栄養満点。
「みんなで同じものを食べる」って、それだけで安心できる時間になります。
まとめ☘️:「がんばるために、まず“食べる”」
子育ては体力勝負。そして気力勝負。
思った以上にしんどくて、思った以上に泣けて、思った以上に幸せな毎日です。
その中で、つい自分のことを後回しにしてしまうけれど、
体も心も、ちゃんと食べないと回復できません。
家族を守るために、自分を守る。
ちゃんと食べて、元気でいることは、家族へのいちばんのギフトです。
最後にひとこと🌟
このブログを読んでくださったあなたが、「今日は一杯スープでも作ってみようかな」と思ってくれたら、すごくうれしいです。
それが、あなたとあなたの家族の明日を少しだけ軽くしてくれるはずだから。

